この論文は、大阪経済大学 吉田ゼミナールで1990年度卒業論文として私が提出したものです。ああ、年がバレる。ゼミの主題は「第三次産業の研究」。要するに何を書いてもよかったのですが、食い倒れるためにわざわざ大阪の大学に進学したお好み焼き屋の娘としては、お好み焼きは避けては通れない課題だったのでした。
何せ書いたのがバブルの時なもので、常に変動している飲食店業界において情報等が古くなっておりますのでご了承下さい。お好み焼きも結構奥が深くて、おもしろいんだよ。
目 次
序 章
第1章 お好み焼きとはいかなる食べ物であるか
1.古くて新しいお好み焼きの歴史
2.お好み焼きは今・・・
第2章 全国チェーン化を目論む企業
1.とうりゃんせフードシステム
2.千 房
3.大阪フード(ぼてぢゅう)
4.ピーターパン
第3章 消費者の目、経営者の目、お好み焼き
1.多様化した定義づけ
2.お好み焼き新時代の招来
・企業ベースにのせた和風FFSの役割
・既成イメージからファッション性重視に
・ニーズ自体の広範囲さ
第4章 これからの展開と発展
1.新タイプのお好み焼きビジネス
2.新たな展開をみせるお好み焼き企業
参考文献